藤井英敏氏はどんな銘柄に注目しているのか(写真:イメージマート)
酷暑とは裏腹に、株式市場や為替市場の金融マーケットは“夏枯れ”ムードが強く、方向感の定まらない展開が続く。日経平均株価に7万円を目指すほどの勢いは感じられず、為替相場も日米の協調介入によって1ドル=160円を下回る水準が目立つ。「そうした混迷の時こそ『ど真ん中銘柄』が狙い目」と言うのは、カブ知恵代表の藤井英敏氏だ。為替相場について藤井氏は「円安トレンドは一服」との見方を示す。
「円安による物価高に対する国民の不満を和らげたい日本政府と、自国の輸出産業のために過度なドル高は避けたい米国政府の思惑が一致する格好で協調介入が実施されました。おそらく今後は、日米共通の許容できる為替レートは1ドル=160円と考えられ、それを大きく超えてドル高円安が進むようなら再び介入の可能性が高まる。そう考えると、ドル円相場は冬目、150円台前半~160円というボックス圏で推移するのではないかと見ています」
円安トレンドが一服するなら、これまで円安が輸出産業の業績に追い風となったのとは対照的に、円高で輸入コストが下がる輸入産業の業績向上が期待できる。
「しかし、それはあくまで教科書的な説明にすぎません。株式市場の大きなトレンドを見れば明らかなように、いまは“AI・半導体バブル”の最中にあります。変化率で見れば、為替レートが多少上下しようとも、それをはるかに上回る値動きが期待できる。はっきりいえば、為替がどう動こうとも、そんなものが小さく見えるほど大きな株価上昇が見込めるわけです。だとすれば、多少円高に振れたことで追い風が期待できる『円高メリット銘柄』よりも、より大きな値動きが期待できる銘柄を狙った方がより大きなリターンが望めると言えるでしょう。何よりお金は集まっているところにまた集まってくるので、今後有望なテーマの『ど真ん中銘柄』は外せないと見ています」(以下、「」内コメントは藤井氏)
では、具体的にどんなテーマの「ど真ん中銘柄」に目を向ければいいのか。
>プレミアム登録して、藤井氏が選んだ「有望テーマど真ん中」の3銘柄の表組みと解説を見る【初回登録月は無料】
【プロフィール】
藤井英敏(ふじい・ひでとし):1965年生まれ。日興証券、フィスコを経て、カブ知恵代表に。個人投資家向けに各種レポートの作成・販売を行なう。
カブ知恵:https://kabutie.co.jp/
Xアカウント:@kabutie_jp
