キャリア

【老後資金2000万円問題の誤解】労働収入があれば慌てる必要はなし 年を取れば食費も医療費も少なくなる

 もちろん、大病をして働けなくなったり、多額の医療費が必要になったりすれば出費は増える。だが家計調査での平均を見れば、不安になりすぎない方がいいことがわかる。

「60才以降も働くなら、少なくとも生活費の心配はいらないはず。さらに、中央値ほどの貯蓄があれば、介護やリフォームの費用も余裕を持って捻出できる人が多いでしょう」(三原さん)

 老後資金については、必要以上に不安に煽られることのないよう、正しい知識をもってのぞみたい。

※女性セブン2023年11月2日号

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