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「やめてほしい」と言いづらい? 勝手に写真を撮られてSNSにアップされる「フォトハラ」の厄介さ

人間関係に亀裂が入るのを恐れて口に出せないという(イメージ)

人間関係に亀裂が入るのを恐れて口に出せないという(イメージ)

ずっと動画や写真がばら撒かれ続ける不安

 友人がSNSに写真を無断アップロードすることを「拒否しづらい」と感じているのは女性だけではない。都内の大学に通う男子学生・Bさん(20歳)は、人間関係に亀裂が入るのを恐れて口に出せないという。

「僕は、九州から東京に上京して大学に通っています。僕の地元の友人は、高校時代ずっと教室でTikTok動画やインスタのストーリーの動画を撮る人ばかりでした。空気を乱したくないから『撮らないで』と言えずに結局3年間が過ぎました。教室内で馬鹿騒ぎをしている動画を常に誰かがスマホで撮影しているという日常だったので、どんなに拒否しても教室にいれば写ってしまうんですよ。

 東京に出てきてからは縁が切れると思っていたのですが、ことあるごとに『○○先生の出産祝い動画を撮る』『○○年卒の同窓会イベント』などと、地元の集まりの連絡が来るんです。そういう連絡の時に、お祝いムービーみたいなものが作られて、そこに高校時代に無断で撮られた動画や写真が使われている……。この人たちは、ネットリテラシーがないから社会人になっても一生こういう動画や写真をばら撒き続けるんだろうな、と思うと憂鬱でしかありません。

 大学に入った今でも、やっぱり食事中とかに勝手に動画を撮ってインスタのストーリーに上げる友人はいますし、注意していたらキリがない。もう諦めています」(Bさん)

 誰もがスマホを持ち、気軽に撮影ができるいま、「友人だから別に許可なく写真(あるいは動画)を撮っても良い」と考え、SNSにアップロードしているケースは少なくないようだ。だが、そうした行為を嫌だと思っても、人間関係にヒビが入るのを恐れて、「やめてほしいと言いにくい」という声も聞かれる。自分が「フォトハラ」の加害者となるのを避けるためには、たとえ友人同士であっても「撮影してよいか?」「SNSにアップしてよいか?」を確認することが大切だろう。(了)

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