家計

シャワーの使い方次第で家計負担は大きく変わる 水道代を節約する8つのテクニック

シャワーの使い方次第でどれくらいの節約効果が?(写真:イメージマート)

シャワーの使い方次第でどれくらいの節約効果が?(写真:イメージマート)

 値上げラッシュで買い物や公共料金の支払いをする度にため息が出そうな毎日。それでも、まだまだ出来ることはある! 水道は生活上なくてはならないものだが、だからこそ節約し甲斐があるというもの。東京ガス都市生活研究所所長の三神彩子さんと、東京都水道局総務部調整担当課長の藤代将彦さんが、水道代を節約する8つのテクニックを教えてくれた。

浴槽の設定湯量・設定温度を見直す

「浴槽の設定湯量や設定温度は、季節や気温によって見直すよう習慣づけることで省エネになります。

 給湯器の浴槽の湯量の目盛り設定を1段階下げた場合、機器や目盛りによって1目盛りの量は異なりますが、仮に20リットル削減できたとすると、年間で約4852円(水道代1913円、ガス代2939円)が節約できます。20リットルという数字を聞くと、『かなり減っちゃわない?』と思うかもしれませんが、浴槽の20リットルは体感としてはさほど感じないものです。親子で一緒に入る家庭などは、特に気にならないと思います。

 また浴槽の湯量を180リットルとして、設定温度を42℃から40℃に下げた場合は、年間で約2645円のガス代が節約できます」(三神さん)

シャワーをこまめに止める

「出しっぱなしにしがちなシャワーですが、1分短縮すると10リットルの節水になり、ガス代と水道代を合わせて4人家族で年間で9704円の節約に。暖かくなる時期は、特にシャンプー中などはシャワーを止めるようにしましょう。暖かくなる時期から始めると寒くないので取り組みやすいですよ」(三神さん)

節水コマを使う

「水の流出水量を調節することで節水ができるコマは、水道局の各営業所で無料配布しています。一般用蛇口(13mmの単水栓)に取り付けることが可能で流し洗いをする場所で効果的。ただ、給湯用の蛇口はすでに流量調整されているので、必要ありません。またバー式水栓は構造上取り付けできません」(藤代さん)

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。