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投資

FXトレードで覚えておきたい「時間帯別の値動きのクセ」 狙い目は「9時50分前後、10時30分、16時前後、20時~21時半」

FXでは、時間帯によってトレードの難易度が異なるという(イメージ)

FXでは、時間帯によってトレードの難易度が異なるという(イメージ)

 為替相場では、さまざまな要素が為替の値動きに影響していく。では、どのような要素に目を向けていけばよいのか。新刊『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』が話題のトレーダー・YouTuberのNOBU塾氏が、FXトレードをする際に頭に入れておきたい「4つの環境要素」について解説する。

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 為替相場に影響を及ぼす環境とは、具体的に次の4つの要素をいいます。

【環境認識1】取引時間

 為替の値動きは、時間帯によって特徴があるので、ランダムな値動きをしやすい時間帯には取引を避けるなど、値動きのクセを理解したうえで、うまく活用することが重要です。

・9時と9時15分(夏時間・冬時間共通)
 この時間帯はそれまでの値動きが急に反転しやすい時間帯なので、慣れないうちはエントリーを避けるのが無難です。特に円高方向に転じやすい傾向があるので、安易にロングのエントリーをするべきではありません。

・9時50分前後(夏時間・冬時間共通)
 円高方向に動く傾向があります。10日とか25日とか、5の倍数の日、いわゆる「ゴトー日」の9時55分までは輸出企業などによる実需のドル買いが集中して円安になりやすいとされています。その関係で、50分前後からそこまでの円安の流れの反動で円高になりやすいのです。この傾向はゴトー日以外にも見られるので利用してトレードしていきます。9時50分前後に、チャートの形が下落しても違和感のない形が確認できればショートでエントリーすることが多いです。

・10時30分(夏時間・冬時間共通)
 それまでの値動きが反転しやすい時間帯です。

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