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【大地震発生時に命を守る行動】料理中に「コンロの火を止めてから逃げる」は逆に危険な理由

スーパーで地震に遭遇したら従業員の指示に従う

陳列棚からの落下物から身を守るため、かばんやかごなどで頭を覆い、従業員の指示を待とう

陳列棚からの落下物から身を守るため、かばんやかごなどで頭を覆い、従業員の指示を待とう

 スーパーや百貨店などで地震にあった場合は、勝手な行動を取らず、従業員の指示に従うことが大切だ。

「従業員はふだんから防災訓練をしているので避難経路などを熟知しています。自分で安易に判断すると、陳列した商品が落ちてきて、けがをする危険もあるので、必ず誘導係の指示に従い、避難しましょう」

 路上や屋外で地震にあった場合は、かばんで頭を守り、落下物の被害にあわない場所に逃げよう。

避難所に行くかどうかの判断は?

 明らかに家が全倒壊や全焼し、住めない状態であれば避難所に行かざるを得ないが、そうでない場合は、いつ避難所に行くべきか?

「たとえライフラインがストップして不便な生活になったとしても、家族で協力し合いながら生活する方がストレスはかかりません。3日以上、家族で食べていけるほどの備蓄があってなんとか過ごせそうであれば家に留まる方がいいですね。

 というのも、避難所の劣悪な環境により亡くなる人が少なくないからです。避難所は、赤の他人と一緒に過ごすわけですから、トラブルが起きやすい面もあり、仮設トイレが不衛生なことも多い。このような共同生活が難しいかたは、自宅に留まるために『在宅避難』できるよう備えをしておきましょう」

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