「けが」「火傷」「毒を持つ生き物に刺された」そんなときどうする？　正しい手当ての方法

火傷はすぐに水で冷やす

　火傷の程度は3つのレベルに分けられる。【1度】皮膚の色が赤くなり、ひりひりする、【2度】腫れぼったく赤くなり、水ぶくれになり、痛みが強い、【3度】皮膚が黒く焦げていたり、蒼白になり、感覚がなくなる。

「1～2度のレベルの火傷で範囲が狭い場合は、冷たい水で痛みが取れるまで冷やします。水ぶくれがある場合、破れると、そこから雑菌が入ってしまうので慎重に。火傷部分を清潔な布で覆い、その上からアイスパックなどで冷やします。

　3度の場合は水で冷やした後、濡れたタオルでさらに冷やします。いずれも早めに医療機関で適切な処置をしてもらいましょう」