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民間保険会社の「個人年金保険」は“無利子の貯蓄”と同じ 「いまの超低金利で加入するのは明らかに不利」

いま「個人年金保険」に加入すべきか否か(イメージ)

いま「個人年金保険」に加入すべきか否か(イメージ)

「高齢者」の仲間入りが間近に迫った60才を大きな節目として、老後の備えについて考え直す人は多い。退職金も年金も無視できないが、第一に考えるべきは「保険の取捨選択」だ。

加入時の金利で固定される

 近年、老後資金への不安から民間保険会社の「個人年金保険」に加入する人も少なくない。60才、70才など、契約時に決めた年齢まで保険料を払い込むと、毎月一定額を受け取れるようになっているが、これは「無利子の貯蓄」にすぎない。生命保険会社での勤務経験を持つファイナンシャルプランナーの横川由理さんが説明する。

「個人年金保険は80才代まで加入できる商品もありますが、こうした保険の金利は加入時の金利で固定されるので、いまの超低金利で加入するのは明らかに不利です。

 それなら『NISA(少額投資非課税制度)』や『iDeCo(個人型確定拠出年金)』の方が、よほど増える見込みが大きい。iDeCoの中にも個人年金保険があるので、どうしても入りたいならiDeCoを通じて加入することをおすすめします」

 ただし、かつて予定利率が高かった頃に契約した終身保険または個人年金保険があるなら、もしかしたら「お宝保険」の可能性がある。1996年度末までに契約したものの予定利率は3.75%と、現在の15倍近くにもなるので、もし持っていればぜひ温存を。

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