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飲食店のアイスドリンク「氷不要論者」たちの言い分 「グラスの外側が濡れるのが嫌」「常温がいい」「氷がもったいない」

あふれんばかりの氷に「多すぎる!」と苦言の声も

あふれんばかりの氷に「多すぎる!」と苦言の声も

 飲食店で冷たいドリンクを注文すると、ほとんどの場合氷が入っている。氷は飲み物の冷たさを維持するといった意味合いがある一方で、「大量の氷は不要」と主張する人たちもいる。なぜ氷がいらないのか、その思いを聞いた。

「氷なし」を注文したら悲しい姿に…

 PR会社勤務の30代女性・Aさんは、喫茶店やコーヒーチェーン店でアイスコーヒーを注文する際、「氷抜きで」とお願いすることが多い。

「そもそも冷たいアイスコーヒーに氷を入れられるとグラスの外側がびしょびしょになるし、溶けきるわけでもないのでムダだと思うんですよ」

 Aさんが「氷抜き」を注文すると、「アイスコーヒーの量が変わることも多い」という。

「基本的にどこのお店も氷入りでグラスいっぱいになるように計算されているようで、よく行くコーヒーチェーン店では“氷ぬきで”と言うと、“水位”が低い状態で提供されるんです。

 先日行った喫茶店では、通常は足つきの長いグラスにアイスコーヒーを入れてくれるのですが、氷なしでとお願いしたところ、水を提供するグラスと同じグラスで持ってこられました。

 大きなグラスだと水位がショボくなるからそうされたのかなと思いましたが、なんだか残念な気持ちに……。グラスによってこちらのテンションも違うんだなと思ったのも事実です(笑)。氷はビジュアル面をよくする役割もあるんだな、と気づきました」(Aさん)

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