トレンド

【iPhoneかAndroidか】世代によって分かれる選好 「みんなと同じ」でiPhone選ぶ若い女性、「日本製が安心」でAndroid選ぶ中高年男性

世代によって変わるスマホのイメージ

世代によって変わるスマホのイメージ

 スマホを選ぶ際には、iPhoneかAndroidかという大きな選択があるが、年代によってどちらを選ぶか、その傾向に差があるようだ。

 MMD研究所が2000人に行ったアンケート調査「2023年9月スマートフォンOSシェア調査」(18~69歳の男女4万人対象)によると、メインで利用しているスマホのOSは「iPhone」が50.0%、「Android」が49.7%、「その他」が0.3%。年齢別で見ると、iPhoneは10代・20代の利用率は7割を超え、特に女性には圧倒的人気で、10代で84.9%、20代で81.9%だった。

 一方、Androidは年齢層が高くなるほど利用率が高くなり、特に40代(60.3%)、50代(60.7%)、60代(62.4%)の男性に人気で6割超え、同年代女性でも5割を超える。iPhoneかAndroidか、年代できれいに分かれる結果となったが、それぞれの選択理由は何か。

「変わり者扱いされたくない」からiPhoneを選ぶ大学生

 都内の私立大学に通う女子学生・Aさんは、iPhoneユーザーだ。

「私は親がAndroid。高校生になる時にスマホが欲しいと言ったら、そのお古を使わされそうになりましたが、絶対嫌でした。『みんなiPhoneだから、絶対iPhoneがほしい』『中古でもいいから買ってほしい』とお願いしたくらいです」

 AさんにとってiPhoneは「みんなと同じ普通」であるためのアイテムだという。

「変わり者だと思われたくない。iPhoneはスマホケースの種類が多くてかわいいものが多いし、逆にわざわざAndroidという“人と違うもの”を選ぶ理由がないです。使い方がわからない時なんかも、みんなと同じもののほうがすぐ聞くことができますし」(Aさん)

次のページ:「Android=難しそう」というイメージがあった

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。