藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

【株主優待】株価下落のリスクを取らずに優待品をゲットする「つなぎ売り」の方法と注意すべきポイント 貸株料・逆日歩・配当金受払をチェック

3月に権利確定となる優待銘柄は多い(写真:イメージマート)

3月に権利確定となる優待銘柄は多い(写真:イメージマート)

 株式投資の醍醐味の一つ、株主優待。3月は優待を出す企業が最も多い月で、その数は806社となる。一般的に、優待の権利がもらえる権利付最終日の翌日は株価が下落しやすいが、「つなぎ売り」という方法を使うと、株価下落リスクを排除し、優待を受け取ることも可能だ。では、つなぎ売りの方法や注意点はどのようなものか。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第85回は、「株主優待とつなぎ売り」について。

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 3月は優待を出す企業が1年でいちばん多い月です。その株はなんと806社! すき家(ゼンショーホールディングス)、丸亀製麺(トリドールホールディングス)、ミスタードーナツ(ダスキン)、オリエンタルランドなど、わたしたちが大好きな企業が勢揃いです。優待品をもらうためには、当然、その企業の株を持っていなくてはいけないのですが、3月の優待なら、今からでも間に合います。

優待品をもらうためのルール

 優待品をもらうためには、この日に株を持っていなくてはいけないという日があります。これを権利付最終日といいます。3月優待の場合は、3月の営業日3月29日の2日前の3月27日になります。3月27日に株を買ってその日を持ち越せば、優待品をもらう権利は獲得できます。そのため、28日に売ってしまっても、優待の権利はもらえます。

 注意が必要なのは、翌28日には株価が下落しやすいことです。優待目的で株を買った人が、翌日には売ってしまうことが多いため、人気の優待株ほど、翌日は下落しやすくなります。せっかく優待品をもらっても、株価下落による損失が大きければお得かどうか疑問です。

 そこで、株価下落のリスクを取らずに優待品をもらう裏技をご紹介します。

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