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【日本の四季が二季化】春と秋が極端に短くなることで気候はどう変わるか? 「5月からセミ」「7月は豪雨増」「8月は灼熱の酷暑」「紅葉は12月」の未来

気候が激甚化し豪雨が増えると日本の川は洪水リスクが増す(豪雨で増水した京都・鴨川。写真提供:京都府地球温暖化防止活動推進センター)

気候が激甚化し豪雨が増えると日本の川は洪水リスクが増す(豪雨で増水した京都・鴨川。写真提供:京都府地球温暖化防止活動推進センター)

「異常気象」という言葉が頻用され、いまや「異常」が日常になりつつある。元来、日本には豊かな四季があり、天候の変化、木々や花々の生長、食卓に並ぶ食べ物などで季節の移ろいを感じられたが、昨今は春や秋が極端に短く、暑すぎる夏と温暖化した冬が数か月続く「二季化」現象が起こっている。二季化はこの先の日本にどんな影響を与えるのか──。

「『異常気象』とは普通でない気象を指しますが、昨年のような暑さが今後普通となり、ニューノーマル化します。これからの日本は春と秋が極端に短く、寒い冬と暑い夏がメインの『二季の国』になっていくと考えられます」

 と話すのは、世界の異常気象に詳しい三重大学教授の立花義裕さんだ。

「実は二季化は女性にとってゆゆしき問題です。なぜなら、春と秋は女性がファッションを楽しむのに絶好の時期で、旅行にも最適。春・秋ならではの味覚も盛りだくさんです。そうした春・秋が短くなると、人生をエンジョイする時間が半減します。

 地球温暖化の原因となっているCO2(温室効果ガス)を急激に下げたとしても、地球には慣性があるので急に改善することはなく、少なくともこの先10年はがまんが必要となるでしょう」(立花さん・以下同)

 温室効果ガス削減の努力を何もしなければ、別掲の表「2100年末に予想される日本への影響」に挙げたような数々のリスクが、現実に猛威を振るうこととなる。

 私たちはそうした事態にどう対処したらよいのだろうか?

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