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《億万長者の日常》株式25億円以上保有の投資家・嶋村吉洋氏「服はユニクロや貰い物のTシャツ」「高級車・時計に興味なし」、一方で家賃には月600万円支出

 期待されているような派手な話ができなくて申し訳ないのですが、夜の街に繰り出すことはほぼありませんし、高級な車や時計、服にもまったく興味がありません。服はユニクロや、貰い物のTシャツばかり着ています。

 ただ、私は自宅で仕事をすることも多く、防音やネット環境などに優れた快適な環境で働きたいので、「家」にはお金をかけています。私の自宅は東京に1戸、大阪に2戸ありまして、いずれもタワーマンションの高層階です。3戸とも賃貸で、毎月払っている家賃の合計は600万円くらいですね。

 大阪の1戸では、母を在宅介護しています。24時間体制ですべて面倒を見てもらっているので、介護費用も毎月200万円ほどかかります。私がビジネスの立ち上げで食えない時期に母には多くのサポートしてもらったので、早く力をつけて恩返ししたいとずっと思っていました。いつか母に介護が必要になったら、施設ではなく自宅で見てあげたいと。今はそれを実現することができているので、頑張ってきてよかったなと思います。

【プロフィール】
嶋村吉洋(しまむら・よしひろ)/投資家、映画プロデューサー。兵庫県出身。10代で起業し、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」を発足。現在は投資家として、テレビ東京ホールディングス、オリコン株式会社など数社の大株主となり、上場企業の株式25億円以上を保有。著書に『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)など。

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