丸山氏が伝授「お得なネットスーパーの活用術5か条」
購入額が「可視化」される、ダブりも回避
購入する商品や値段を手元で確認しながら買い物ができるのも大きな利点だ。
「たとえば生鮮食品を購入する場合、自宅の冷蔵庫でストックを確認しながら注文すれば、家にあったか忘れることで起きる『またモヤシを買っちゃった』といった“ダブり”を避けて無駄な買い物をせずにすみます。
また注文する前にサイト上の“買い物かご”に入れた商品の合計金額が可視化されるので、金額調整が楽になり、実店舗のレジの会計中に起こりがちな『思ったより高かった』ということも未然に防ぐことができます」(丸山氏)
今回は「イオンネットスーパー」を例に挙げたが、各大手チェーンもネットスーパーのサービスに力を入れている。
大手各社が展開するネットスーパー
「まずは居住地域に配送対応しているネットスーパーを見つけることです。同じ町名でも○丁目までしか配送されないケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
『Amazonフレッシュ』や『楽天全国スーパー』など、各地のローカルスーパーと提携して配送地域を拡げている大手ネットスーパーもあるので、ほとんどの人がどこかで利用できるはずです。
楽天ポイントを貯める“楽天経済圏”で生活している人にとっては『楽天マート』を利用すれば楽天ポイントを貯めることができる。
とにかく早く商品を届けてほしいという人は、昨年12月にイトーヨーカ堂と資本業務提携をした『ONIGO』がお勧めです。商品を注文してから最短40分で自宅まで届けてくれるスピードに特化したサービスになっています」(同前)
スマホを使えば、お金も時間も節約できる。自分に合ったネットスーパーを選んで、お得に買い物を楽しんでほしい。
※週刊ポスト2025年3月28日・4月4日号