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「いらないって言ってるのに…」推しの“布教活動”で大量にグッズを配る人たちへの困惑と本音 「人の写真は捨てづらい」「CDはプラごみだから廃棄に気を遣う」と処分にも苦慮

「いらない」と言ってるのに…(写真:イメージマート)

「いらない」と言ってるのに…(写真:イメージマート)

 応援しているアイドルやアーティストの魅力を伝えるため、日々“布教活動”に奮闘するファンがいる。なかには、大量購入したアイドルグッズやCDをよかれと思って知人や友人に配るケースもあるようだが、実際に「もらう側」はどのような心境なのか。布教活動でもらった生写真やCDの扱いに困惑している人も少なくないようだ。もらう側の本音に迫った。

「知らない人の生写真をもらったけど…」

 私立大学に通う女性・Aさん(20歳・大学生)は、大学の友人からたびたび布教グッズを手渡されるというが、「正直言って迷惑」だと語る。

「仲の良いゼミの友人がいます。彼女は『ジャニーズJr.』のうち、グループやユニットに所属していない、いわゆる無所属と呼ばれるメンバーが好きなんです。私はアイドルにまったく興味がなくて、『嵐』くらいしか顔と名前が一致しないのですが、彼女はことあるごとに推しのメンバーの生写真をくれるんですよ。見た感じ、中学生くらいの男の子の写真で、私以外にもゼミや授業で一緒の友人に配って回っています。

 断っても、『もらって!』の一点張り。正直言って、人の写真ってゴミとして捨てづらいんです。結局、家に置いてありますが、いつどうやって処分すればよいのか……。知らない人の写真を手元に残すのも困るし、そもそもなぜ買ったものを配るのか疑問です。まあ、趣味以外の部分では気が合うので、友人関係には影響していませんが」(Aさん)

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