資産は1億円くらい目減りしたはずだが…
相互関税の発表により4月7日の日経平均は2644円安という史上3番目の下げ幅を記録した。この日の対応についてかんち氏はこう明かす。
「私は株価が下がった時は買いと考えており、今回は当日に3000万円ほど買いました。売った銘柄はありません。私のやり方は中長期で持ちたいと思う株を割安な時に買い、ある程度(株価が)戻ったら、まだ持ち続けるかを判断するなどしてポートフォリオを新陳代謝させています。
今回の暴落では保有資産は一時的に恐らく1億円くらいは目減りしたはずですが、細かくは計算していません。ただ、評価額が減っただけですからね。いずれ株価は戻ると思っているので、安い時に売りはしません」
そう話し、鷹揚に構えるかんち氏が“今が買い”と見る銘柄はどういったものなのか。別記事『《資産8億円・かんち氏が厳選した高配当銘柄7》製薬、化学メーカーから自動車ディーラーまで…株価下落で配当利回りは4%超のお宝株がゴロゴロ』で具体的に見ていく。
【プロフィール】
かんち/1961年、三重県生まれ。元消防士。専業投資家。投資初心者でもわかりやすく、判断基準が明確で再現性の高い投資手法は、個人投資家の間で定評がある。初の著書『ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株投資入門』(ダイヤモンド社刊)はベストセラーに。