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「ここは居酒屋じゃない!」新幹線の飲酒マナー問題 酔客の声や態度が迷惑でも逃げ場がない…「乗務員が理不尽に怒鳴りつけられていた」カスハラの温床にも

鉄道係員に対するカスハラが多い都道府県(国土交通省資料)

鉄道係員に対するカスハラが多い都道府県(国土交通省資料)

「ふざけるな」と酒を飲んでいる人に肩を殴られた

 飲酒がカスタマーハラスメントや暴力など、迷惑行為につながるケースもある。国土交通省の「鉄道係員に対する暴力行為の発生状況」によると、2023年度は全国で557件の暴力行為が報告されている。そのうち半数以上が「飲酒あり」。カスタマーハラスメントの発生状況については全国で1568件が報告されており、「飲酒あり」は約20%だった。

 不動産会社勤務の40代男性・Cさんは、実際に新幹線車内で酔客の迷惑行為を目撃したほか、自身も被害に遭ったことがあると話す。

「新幹線の隣の席で酒を飲んでいる人が肘をぐいぐいと寄せてきたので、思わずちょっと顔を見たら、『ふざけるな』と肩を殴られました。怖かったのでその場から逃げましたが、それから新幹線で飲酒している人を見ると警戒するようになりました。

 そもそも、酔っぱらった状態で乗車する人もいますよね。新幹線で酔っぱらいが自由席券で指定席にずっと居座っていて、注意する乗務員さんを怒鳴ったり、叩いたりしているのを見たことがあります。しかもその後、その客は嘔吐……。乗務員さんが大変すぎるしかわいそうでした」

 新幹線内の飲酒は現状「自由」だが、長時間同じ席に座ることになる周囲の客も逃げ場がない。だからこそ、公共の場としての認識とともに、周囲に迷惑をかけない責任ある行動も求められるだろう。

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