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中国人の日本の大学受験ブームの裏で「カンニング業者」が暗躍 SNSには「友人が業者を使って早稲田に合格。50音も覚えていないのに…」との投稿も

業者が不正で使うとしたスマートウォッチ(廣瀬大介氏提供)

業者が不正で使うとしたスマートウォッチ(廣瀬大介氏提供)

 都内の大学に在籍する中国人女性はこう話す。

「JLPTやEJUの試験は運営側の不正対策が甘く、留学生の間ではカンニングしてもバレないという話はよくしていました。日本語学校の知り合いは業者にお金を払って合格していましたよ」

 小紅書ではこのような投稿が散見される。

〈本当にムカつく! 友達が業者を使って早稲田に合格した。50音も覚えていないのに。今までEJUの点数保証や大学合格保証業者はみんな詐欺だと思っていたのに。まさか本当に合格する人がいるとは思わなかった〉

【プロフィール】
廣瀬大介(ひろせ・だいすけ)/1986年生まれ、東京都出身。フリーライター。明治大学を卒業後、中国の重慶大学に留学。メディア論を学び2012年帰国。フリーランスとして週刊誌やウェブメディアで中国の社会問題や在日中国人の実態などについて情報を発信している。

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 関連記事《【スクープ】早慶は600万円、MARCHは500万円…日本の大学受験での中国人向け「カンニング業者」の暗躍 「デバイス使用」と「替え玉受験」の2つの手口》では、中国人業者とのやりとり、留学する上で必須の日本留学試験の運営サイドや大学側の見解などについて、詳細にレポートしている。

※週刊ポスト2025年5月23日号

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