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ビジネス
「外免切替」が映す日本社会の今

「小学生ひき逃げ」「新名神“逆走”」…“外免切替”の外国人による交通違反・事故が相次ぐ 警察庁は「厳格化」の方針、識者は「抜本的な改革が必要」と指摘

「東京府中の試験場で外免切替をしました」というSNSの書き込み。写真の免許証の住所欄は都内のホテルが書かれている(提供:加藤久美子)

「東京府中の試験場で外免切替をしました」というSNSの書き込み。写真の免許証の住所欄は都内のホテルが書かれている(提供:加藤久美子)

 多くの識者が警鐘を鳴らすなかで、外免切替を求める外国人は増加の一途をたどる。警察庁の「運転免許統計」によると、2024年の外国免許切替者数は7万5905人に達し、過去10年間で2.5倍に増えた。今回、痛ましい事故が発生してから制度が厳格化されることになったが、加藤氏は「この際は抜本的な改革が必要です」と語る。

「現在、日本を訪れる外国人や外国人労働者の数が激増して、外免切替のニーズが増しています。この先、住民票を求めることや学科試験の問題数を増やすことにとどまらず、交通に関する文化やルールが異なる人々が日本の道路を安全に運転できるようにするために、外免切替の抜本的な改革が求められます」(加藤氏)

 現行の外免切替による日本の運転免許取得は果たして「幼稚園生」並みに簡単なのか。関連記事《本当に簡単なのか?「外免切替」の難易度を検証 「10問中7問正解」で合格の学科試験の例題に挑戦、技能試験が「合格率30%」の難関となるワケ》では、外免切替の学科試験(知識確認)で実際にどのような問題が出るかについて、専門業者の例題をもとに検証。その他のシリーズ記事では、増え続ける外国人ドライバーの日本社会への影響についてもレポートしている。

取材・文/池田道大(フリーライター)

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