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【相続税の圧縮と手間を省くために…】積極的に進めておきたい「生前の名義変更」 生命保険、自動車、墓など 慌てなくてもいいのは“ライフライン”

生前の名義変更で使える制度

生前の名義変更で使える制度

墓の永代使用権を生前に名義変更

 他にも自動車と自動車保険や火災保険、携帯電話やインターネット、クレジットカードなど、生前に名義変更しておきたいものは多い。

「墓も忘れてはいけません。永代使用権を生前に名義変更しておけば、死後に墓地の管理者との手続きが楽になります。また祭祀継承者は通常、長男が継承するケースが多いですが、辞退したいという人は珍しくない。死後に言い出すと揉めることもあるので、生前から親族と話し合い、別の人を立てておくとトラブルを未然に防ぐことができます」(中田氏)

 一方で、慌てなくてもいい名義変更もあるという。それが電気・ガス・水道などのライフラインだ。

「止まると困るからと急いで手続きしようと焦る人が多いですが、口座凍結などで引き落としができなくなると名義変更の連絡が来ます。死後の慌ただしいなかであえて手をつける必要はありません」(同前)

 いつ、誰に何を渡すのか──今から動くことで大切な資産を守ることができる。

 * * *
 関連記事《【相続の明暗を分ける「名義変更」のテクニック一覧表】自宅、銀行口座、証券口座、生命保険、自動車、墓…税金と手間を減らして取り分を増やす方法》では、生前に済ますべき「名義変更」を一覧表とともに紹介している。

※週刊ポスト2025年6月6・13日号

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