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投資

【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか FOMCや中東地政学リスクに注意

今週のドル円注目ポイントは?

今週のドル円注目ポイントは?

 投資情報会社・フィスコが6月16日~6月20日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は下げ渋りか。6月16-17日開催の日本銀行金融政策決定会合で追加利上げは見送りの公算だが、米連邦準備制度理事会(FRB)は、6月17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置く公算。ドットチャートなどで、年内1回の利下げとのメーンシナリオが維持されればドルは売りづらい。ただ、有力なインフレ指標である5月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は市場予想を下回った。米インフレ緩和結果を受けてFOMCでの政策決定がハト派寄りに傾けば、ドル売り材料になり得る。

 なお、イスラエル軍は6月13日、イラン国内にある核関連施設など数十の軍事目標を攻撃したと発表した。イラン側は攻撃を受けた場合、報復攻撃すると警告しているため、両国の軍事衝突の拡大が懸念されており、リスク回避に絡んだ為替取引が拡大する可能性がある。

【日本銀行金融政策決定会合】(6月16-17日開催予定)
 日銀は16-17日に金融政策決定会合を開催し、現行の金融政策の維持を決定する公算。利上げスタンスは継続も政策修正に時間を要するとみられ、円売り材料となりそうだ。

【FOMC】(17-18日開催予定)
 FRBは17-18日にFOMCを開催し、現行の政策金利の据え置きを決定する見通し。インフレ鈍化で追加利下げへの慎重姿勢を弱めればドル売り材料に。

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