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島崎晋「投資の日本史」

黎明期の日本の株式市場を席巻した「相場師」たちの戦い 丁稚奉公から身を立てた「天下の糸平」、日露戦争で巨利を得た鈴木久五郎、「調査の野村」の礎を築いた創業者二代目野村徳七

 調査をしてそれを自分の部署の独占とするのでなく、全社で共有のうえ、顧客にも公表する。相場師が自分の強みを白日の下に晒したわけで、二代目徳七のやり方は当時としては極めて特異だった。新しいタイプの相場師、現在に直結する証券マンの元祖と言ってよいかもしれない。

【プロフィール】
島崎晋(しまざき・すすむ)/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。『ざんねんな日本史』、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』など著書多数。近著に『呪術の世界史』などがある。

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