歴史 の記事一覧

『紫式部日記絵巻(模本)』より。出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)
【光る君へ】花山天皇の「荘園整理令」で上級貴族が被る不利益とは? 大河ドラマが描く「日本史の根幹」
『源氏物語』の作者・紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ『光る君へ』。現在、物語は吉高由里子演じる主人公のまひろ(のちの紫式部)と柄本佑演じる藤原道長が徐々に関係を深める一方、宮中では花山天皇を取り巻く貴…
2024.02.18 16:00
マネーポストWEB
『紫式部日記絵巻(模本)』より。出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)
【大河ドラマが10倍面白くなる】紫式部の父・藤原為時はなぜ「式部丞」職にこだわったのか?「平安貴族の就職事情」を探る
『源氏物語』の作者・紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ『光る君へ』がスタートした。藤原氏を中心とする国風文化が花開いた「平安時代中期」が舞台で、「女性が主人公」という大河としては異例づくめの本作だが、今…
2024.01.14 15:00
マネーポストWEB
『源氏物語』は与謝野晶子や瀬戸内寂聴さんら、様々な女性作家に訳されてきた(写真/AFLO、時事通信フォト)
名だたる女性作家に訳されてきた『源氏物語』 紫式部の「身分や立場を飛び越えて想像しようとする力」は今なお私たちを魅了する
 今年の大河ドラマは日本最古のベストセラー女流作家・紫式部にスポットがあたる。千年前に生み出された代表作『源氏物語』は、名だたる女性作家たちの手で現代語に訳されてきた。女性作家たちは作品のどこにひか…
2024.01.07 07:03
女性セブン
『源氏物語』から作者・紫式部の様々な一面を読み取れる(AFLO)
【冷徹に男女の心を抉りだした】大河ドラマ主人公・紫式部、“名誉ある孤立”を厭わない孤高の女性だった
 2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では、日本初のベストセラー女流作家・紫式部にスポットがあたる。宮廷を舞台に、美貌と才能を兼ね備えた光源氏と女性たちのめくるめく恋愛模様が描かれる『源氏物語』は“日本…
2024.01.07 07:02
女性セブン
『源氏物語』を書いた紫式部はどのような人物だったのか(鈴木春信「見立石山寺 紫式部」/AFLO)
大河ドラマ『光る君へ』主人公・紫式部の生き方 没落した名家の娘で晩婚、夫に先立たれた後はシングルマザーとして働きに出る
 戦乱の世を勇ましく生きた武将や、時代の転換点で日本を導いた実業家など知性と猛々しさにあふれた男性を描いた作品が続いたNHK大河ドラマ。今年の『光る君へ』は、この国初のベストセラー女流作家・紫式部にスポ…
2024.01.07 07:01
女性セブン
厳しい世論調査の結果が出た週明け、唇を真一文字に結び官邸入りする岸田首相(時事通信フォト)
【どうなる岸田政権?】「政治とカネ」の問題が国を滅ぼす 中国正史「姦臣伝」から学ぶ金権政治の行き着く先
 国民の政治不信に拍車がかかっている。12月中旬に新聞各紙などが実施した世論調査によると、岸田政権の支持率は概ね20%台と発足後最低水準のまま。自民党支持率もほぼ20%台後半まで低下している。支持率が低い…
2023.12.22 16:00
マネーポスト(雑誌)
「増税メガネ」と呼ばれることについて答える岸田首相(時事通信フォト)
【増税メガネ批判を甘く見てはいけない】税負担への反発が大事件に発展した歴史 西洋では独立・革命の契機に、日本では「斬首」の例も
 自民・公明各党の税制調査会で、来年度の税制改正に関する本格的な議論が11月17日に始まった。12月半ばまでに与党「税制改正大綱」としてまとめられる予定だが、焦点とされる「所得減税」案に対する世間の評判は…
2023.11.29 15:00
マネーポストWEB
関ヶ原の勝利後、家康は豊臣恩顧の大名をどうて手なずけたのか(写真:イメージマート)
徳川家康の天下を盤石にした関ヶ原の戦いの「戦後処理」 大名の半分近くが淘汰、600万石を没収・再配分
 戦国乱世を生き抜き天下人となるまでを描いてきたNHK大河ドラマ『どうする家康』の放送も残り約1か月。家康が開いた徳川幕府が260余年続くうえで不可欠だったのは、もちろん、「関ヶ原の戦い」における勝利である…
2023.11.19 16:00
マネーポストWEB
豊臣秀吉の肖像と朝鮮出兵の様子。20世紀前半に描かれた西洋のイラスト(Getty Images)
豊臣秀吉の朝鮮出兵は東アジア全体を「わやちゃか」にした その影響は「明の衰退・滅亡」にもつながった
 中国で、明朝の最後の皇帝の生涯を描いた歴史書が「販売禁止」となった。サブタイトルにつけられた「勤勉な亡国の王」という文言、ならびに同書のキャッチコピーが問題視されたと報じられている。歴史作家の島崎…
2023.10.29 15:00
マネーポストWEB
秀吉亡き後も豊臣家が財力を維持できたのはなぜか?(イメージマート)
【史実で解読する『どうする家康』】豊臣秀吉「晩年の暴走」でも尽きなかった財力の秘密 重要都市や金山銀山の「直轄地」化が鍵に
 注目キャストが多数出演するNHK大河ドラマ『どうする家康』。なかでも最近の放送では天下人・豊臣秀吉を演じるムロツヨシの怪演ぶりが目を引く。10月1日放送の第37回「さらば三河家臣団」では、家康に北条攻めと…
2023.10.08 16:00
マネーポストWEB
「たばこ屋さんは戦争未亡人がやっていた」説は本当か(イメージ)
【たばこと戦争の物語】「たばこ店のおばあちゃんは戦争未亡人」説は本当か?「たばこと塩の博物館」学芸員に聞いてわかった真相
 ネット上でしばしば見られる『たばこ店は、戦争未亡人の為に国が雇用を用意した救済措置の一つ』といった書き込み。未亡人かどうかはさておき、たしかにたばこ店といえば住まいの一角に作られた店内におばあちゃ…
2023.10.05 15:00
マネーポストWEB
武田氏滅亡の経済的要因とは(甲斐大和駅前に建つ武田勝頼公の像)
【どうする家康】戦国最強・武田氏はなぜ滅亡したのか?  決定打となった“金山管理の重臣”穴山梅雪の寝返り
 松本潤演じる徳川家康が、東国遠征から近江・安土城に帰る織田信長をもてなした様子を描いたNHK大河ドラマ『どうする家康』の第26回「ぶらり富士遊覧」(7月9日放送。15日再放送)。そのきっかけとなったのが、織…
2023.07.16 15:00
マネーポストWEB
徳川家康は商人・茶屋四郎次郎の支援を得て天下を取った
家康の天下取り支えた茶屋四郎次郎から、元禄期の豪商・三井高利へ 武士が支配する江戸時代に商人が栄えたのはなぜか
 NHK大河ドラマ『どうする家康』で描かれた、有村架純演じる徳川家康の正室・築山殿(瀬名)と嫡男・信康(細田佳央太)の非業の死は、史実をベースにしているとはいえ、多くの視聴者を釘付けにした(第25回「はる…
2023.07.13 16:00
マネーポストWEB
オランダの国立公文書館で見つかった「手書きの地図」(Getty Images)
「ナチスの財宝」は捜索終了 「黄金列車」「山下財宝」「徳川埋蔵金」ほか、世界中の人々を魅了し続ける埋蔵金伝説
〈ナチスの財宝見つからず、捜索終了 オランダ〉──先月(5月3日)、AFP通信が配信した記事のタイトルだ。今年1月に手書きの「宝の地図」が発見・公開されて以降、世界中から一攫千金を狙うトレジャーハンターたちが…
2023.06.12 15:00
マネーポストWEB
家康が築いた「太平の世」が武士の生活を苦しめた?(JR静岡駅近くに建つ徳川家康像)
物価は上昇しても給料は上がらない… 徳川幕府誕生「平時への移行」が武士の生活を苦しめた皮肉
「物価は上がるのに、給料がなかなか上がらない」──世界的なエネルギーや食料価格の高騰を受け、日本でも多くの家庭が厳しい経済事情に喘いでいる。歴史作家の島崎晋氏によると、今年の大河ドラマ『どうする家康』…
2023.05.07 11:00
マネーポストWEB
徳川家康の出世を「経済面」から考える(静岡駅前にある家康の銅像)
大河ドラマでは描きづらい徳川家康の「経済的飛躍」3つのターニングポイント
 NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送開始から3か月が過ぎた。前回の放送では松本潤演じる徳川家康が初めて上洛した場面が描かれるなど、物語は若き家康が有力武将として世に出ていく段階を迎えた。よく知られて…
2023.04.16 15:00
マネーポストWEB
イランのデモ弾圧に対する抗議は世界中で行われた(AFP=時事)
殺人犯が「お金」で死刑免除になる? 日本人には理解しにくい「イランの死刑制度」を考える
〈ヒジャブ抗議、相次ぐ死刑 イラン、デモ参加者に「神への冒涜」罪〉〈イラン 元高官の死刑執行 “英のスパイとして機密情報漏えい”〉──これらは昨年12月から今年にかけ、中東イランをめぐり報じられた日本メディ…
2023.02.03 19:00
マネーポストWEB
韓国映画『国家が破産する日』の主人公(キム・ヘス)は韓国銀行の通貨政策チームを率いる女性リーダー(c)2018 ZIP CINEMA, CJ ENM CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
1997年、韓国はなぜ経済破綻したのか? 韓国映画から読み解く「アジア通貨危機」の本質
 年末年始は動画配信サービスやDVDで映画を楽しんだという人も多いかもしれない。時間があるときだからこそ、映画封切り当初にはその魅力に気づかなかったような作品に出会うこともあるのではないだろうか。そうし…
2023.01.15 19:00
マネーポストWEB
女王の率直な疑問に経済学者らは慌てた(Getty Images)
「どうして誰もわからなかったの?」英女王がリーマン危機直後に経済学者に向けた疑問とその回答
 在位70年、96歳で死去したエリザベス女王。イギリス君主としては歴代最長となった在位期間中、折に触れて数々の名言を残している。曰く、「私にできることは、この古き良き国に生きるすべての人々に、私の心と献…
2022.11.23 19:00
マネーポストWEB
男女雇用機会均等法が改正された平成9(1997)年に採用された柴田裕子さん。女性がより働きやすくなるための制度改革だけでなく、女性社員・男性社員双方の意識改革にも積極的に取り組んでいる(撮影/平野哲郎)
男性中心だった鉄道業界 女性乗務員活躍の第一歩は制服をパンツスタイルにしたこと
 鉄道開業150年、いまでは女性車掌や女性運転士も増えて、女性にとって鉄道はますますなじみ深いものになっている。とはいえ過去を振り返ると、高度経済成長期には、夫が外で働き、妻が家を守る家庭モデルを国が推…
2022.11.23 11:00
女性セブン

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