LT3.0プラス機を大々的に宣伝する看板も
今回導入されたLT3.0プラス機の評価は
7月7日にホール導入となったのは、『e東京リベンジャーズ』(サミー)、『eフィーバー炎炎ノ消防隊2 紅丸ver.』『eフィーバー炎炎ノ消防隊2 シンラver.』(SANKYO)、『e一方通行 とある魔術の禁書目録』(藤商事)、『e 犬夜叉3.0』(D-light)、『e冒険島』(SANYO)の5タイトル6機種。これらのLT3.0プラス搭載機について、パチンコ事情に詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏はこう話す。
「今回導入されたLT3.0プラス機は、基本的に出玉性能としての“LT3.0”の特徴を持ち合わせつつも、ゲーム性については従来LT機に近いものであり、LT3.0プラスの“プラス”の部分の特徴はそこまで色濃く反映されていません。また、『東リベ』『炎炎』『犬夜叉』『冒険島』はRUSH=LTという仕様になっており、LT3.0の特徴を活かしたものです。LT突入率は『東リベ』が1/650程度、『冒険島』が1/600くらい。『炎炎』『犬夜叉』は1/800くらいです。『炎炎』『犬夜叉』のほうがLTに入りにくい分、入った時により大きな出玉が期待できます。
一方の『禁書目録』は、初当たりの約半分でRUSHチャレンジに突入し、約60%で演出に成功すればLTに突入という仕様です。LT突入率は1/1700くらいと、かなり抑えられていますが、その分スタートチャッカーの釘が甘くなっている“デカヘソ”になっていて比較的よく回るため、ストレスはそこまで大きくないかもしれません。
今回導入された機種の中では、やはり“RUSH=LT”となっている『東リベ』『炎炎』『犬夜叉』『冒険島』のほうが、よりLT3.0プラスらしいものと言えるでしょう」