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【コンサル転職の基礎知識】マッキンゼー、BCGほか「大手」と小規模「独立系」の違いを専門家が解説 数百社ある独立系が求める「人材像」とは

コンサルに特化した転職エージェント「ムービン・ストラテジック・キャリア」シニアパートナーの久留須親氏に話を聞いた

コンサルに特化した転職エージェント「ムービン・ストラテジック・キャリア」シニアパートナーの久留須親氏に話を聞いた

 自分の力が活かせるのは事業や会社組織の規模が大きく安定していそうな大企業か、会社の規模は小さいが機動力が期待できるベンチャーか──。転職先を探す際、そうした観点で悩む人は多いのではないか。似たようなことは、大手から小規模まで千差万別なコンサルティングファームにも当てはまる。フリーライターの清水典之氏が、コンサル転職エージェントに「コンサルファームの組織や事業の規模の違い」について聞いた。

 * * *
 コンサルティング業界の市場規模拡大に伴い、高収入に惹かれて他業界から転職を希望する人が増えている。コンサルティングファームは事業規模によって大手と独立系に分類されるが、応募するなら、どちらが狙い目なのだろうか。

 ここで言う大手とは、マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニー、アクセンチュアなど、一般に認知度が高く、組織や業務の規模の大きなファームを指す。

 それに対し独立系は、大手ファームに勤めていたコンサルタントが独立して起業したファームと、SIer(エスアイアー:システムインテグレータの略。クライアント企業のシステム開発の全体を統括し、複数の協力会社と連携してプロジェクトを進める役割)や広告代理店などがコンサルティング部門を立ち上げたファームの総称として使われている。

 ドリームインキュベータはBCGの日本代表だった堀紘一氏が立ち上げた経営戦略系ファームで、元は独立系だったと言える。YCPホールディングスもゴールドマン・サックス出身の石田裕樹氏が設立した経営戦略系ファームで、独立系だ。一般的に独立系の社員は数十人から数百人程度で小規模であることが多い。

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