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【上場コンサル企業の平均年収を調査】大手総合系のベイカレント、シンクタンク系の野村総研・電通総研らを凌いだのは2011年創業の「独立系」コンサル

上場コンサルティング・ファームの平均年収は?

上場コンサルティング・ファームの平均年収は?

 転職先として注目度の高いコンサルティング業界には「高給」の印象が根強くあるが、実際はどのような水準なのか。今回、マネーポストWEBは東京商工リサーチの協力を得て、上場コンサルティングファームの25社の平均年収ランキングを作成した。上位のコンサル企業は自動車業界やメガバンクの平均給与を大きく上回る結果となった。

 非上場のマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなど業界のトップティアと呼ばれる企業は顔を出さないが、コンサルティング業界の給与水準を知るうえでは、有用なデータと言える。

ベイカレントは2位に

 自動車業界の平均年収は700万〜900万円、メガバンクで800万〜1000万円とされるなか、上位のファームはそれらを凌駕し1200万〜1300万円台となった。前述のトップティアは、さらにその上をいくと見られる。

 トップ3を見ていくと、まず2位がベイカレント(1349万7000円)。前身はPCワークスというITコンサルティング企業で、経営戦略の領域にまで拡大してきたファームである。3位の野村総合研究所(1321万7000円)は、1965年、野村證券の調査部門が分離独立してシンクタンクとして設立された企業で、ITコンサル、経営戦略コンサルへと領域を広げてきた。

 その2社を凌ぐ1位はYCPホールディングス(グローバル)の1358万5000円(持ち株会社のためグループ全社員の平均ではない)。YCPは2011年にゴールドマン・サックス出身の石田裕樹氏が設立した経営戦略系ファームで、上海、シンガポール、バンコクなどに海外拠点を持ち、国内だけでなくアジア全域で経営支援サービスを展開している。

 ランキングを見ると、上位のファームは下位に比べて2倍以上の平均給与が出ているところもあるが、この差はどこから生まれてくるのか。

次のページ:戦略系が高水準だが、総合系の上位入りも

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