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株式市場「日米ともに最高値圏」で投資の達人たちが狙う“好機” 「下がったところはむしろチャンス」「売られすぎている銘柄に“見直し買い”の可能性」と虎視眈々

投資の好機はいつか(写真:イメージマート)

投資の好機はいつか(写真:イメージマート)

 日経平均株価が最高値を更新するなど株高基調が続いているが、この大波にどう乗っていけばいいのか。投資のプロはさまざまな視点で“好機”を探している。

 カブ知恵代表の藤井英敏氏は「日米ともに株価は最高値圏で推移し、さすがにこれだけ相場が強すぎると、どこかで調整が入ってもおかしくない」と見る。

「ハイテク株主導の株高の要因のひとつが10月14日にサポート終了となるウィンドウズ10から11に移行する駆け込み需要だったりしますが、それが一服すればハイテク関連に陰りが出るかもしれない。なにより日経平均はここから1割強の上昇で5万円、1割強の下落で4万円もあり得るので難しい局面です」

 もっとも、「調整して株価がいったん下がったところは、むしろチャンス」と藤井氏は強調する。

「インフレは株にとって強烈な追い風。日本はようやくデフレからインフレになったところなので、今後の大きな上昇トレンドを見越せば、いったん調整したところは絶好の買い場。下がったら押し目買いでいい」

 そこで押し目買いしたい候補に挙げるのが「TOB(株式公開買い付け)狙い」の銘柄だという。

「自分で探すよりも、プロの目線に頼って『TOBハンター』(*ファイブスター投信投資顧問がTOBの可能性が高い銘柄を組み入れた投資信託『資本効率向上ファンド』の愛称)の組み入れ銘柄から探すのが手っ取り早い。組み入れ(保有比率)1位のジャパンエンジンコーポレーションは『造船』、組み入れ7位の三井海洋開発は『レアアース』といった国家的プロジェクトを手がけ、『国策に売りなし』という相場格言にも沿うかたちで、中長期的な株価上昇が期待できるでしょう」(藤井氏)

次のページ:売られすぎた銘柄に“見直し買い”も

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