40本、100打点に到達した佐藤輝明
日本シリーズ進出をかけたCS(クライマックスシリーズ)が10月11日に始まるが、阪神打線のカギを握るのはやはり本塁打と打点の二冠を獲得した主砲の佐藤輝明だろう。甲子園での最終戦で球団の生え抜きでは掛布雅之以来、40年ぶりとなる40号に到達するおまけもついた。複数のタイトルを獲ると年俸はどれぐらいアップするのだろうか。スポーツ紙デスクが言う。
「昨年のセ・リーグの本塁打王と打点王はヤクルトの村上宗隆だったが、複数年契約だったため6億円(推定、以下同)の年俸は変らなかった。村上が2022年に史上最年少で三冠王を獲得した時は、2億2000万円の年俸が6億円へ約3倍増となり、球団のトップスポンサーであるオープンハウスグループから特別ホームラン賞として“3億円分のマンション”をプレゼントされている。
2023年オフにFAで西武からソフトバンクに移籍した山川穂高は、移籍時に4年12億円(年俸3億円)の契約だったのが、2024年にパ・リーグの本塁打王と打点王の二冠に輝いたことで年俸4億5000万円へと1.5倍にアップした」
今シーズンの佐藤輝明の年俸は1億5000万円。18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した2023年のオフは大幅アップが続出し、佐藤も6500万円アップの1億5000万円でサインした。しかし、昨年は16本塁打、70打点の成績を残しながらも、リーグワーストの23失策が影響して現状維持だった。