FX億り人の加藤氏に話を聞いた
高市早苗首相の誕生でドル円相場は大きく円安に振れた。こうした為替の激しい値動きがある局面で注目されるのが、為替の売買で利益を狙うFX(外国為替証拠金取引)だ。保険会社に勤めながら元手30万円でFXを始め、億り人となった加藤ムネヒサ氏に話を聞いた。FIREして専業トレーダーとなった加藤氏はシンプルなテクニックを使ってトレードを続けているというが、どういったノウハウがあるのか。
専業トレーダーというと、複数の画面のチャートを見ながら一日中トレードをしているイメージがあるかもしれないが、加藤氏の生活は全く違うという。
「実は、あまりチャートの前に張り付いていないんですよ。午前中は主にYouTube動画の作成や前日の相場分析をして、それを自分のコミュニティで共有するという作業をしています。取材なども含め、情報を作る仕事ですね。トレードについては、為替レートが急変動した時にスマホアプリのアラートが鳴るので、それを見てチャートを開いてトレードするスタイル。年間のトレードの3割程度はそのようなやり方です」(以下、「」内コメントは加藤氏)
?FXトレードが中心というより、他のことの隙間時間にFXをやるスタイルだ。
「1日中チャートに張り付くトレーダーも珍しくないですけどね。私の場合は経済的自由を手に入れることが目的なので、現在のやり方に落ち着いています。“FX=チャートに張り付く”ではない。私のやり方なら、会社員などとして働いている人でもFXで資産を増やせると考えています」
加藤氏が実践するのは「ゴールデン手法」だという。一体どういった手法なのか。
