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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】NECキャピタルソリューション—2Q増収・純利益2ケタ増、リース事業の売上高・利益ともに順調に推移

*14:45JST NECキャピタルソリューション---2Q増収・純利益2ケタ増、リース事業の売上高・利益ともに順調に推移
NECキャピタルソリューション<8793>は30日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.9%増の1,334.71億円、営業利益は同1.5%減の46.60億円、経常利益は同9.0%増の58.18億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同33.3%増の45.12億円となった。

リース事業の売上高は前年同期比3.2%増の1,173.34億円、営業利益についても資金原価の増加を吸収して売上総利益が増加したこと等により、同14.22億円増の39.26億円となった。契約実行高は同14.6%増、成約高は同25.3%増となった。増加の主な要因としては、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想第2期」におけるパソコンやタブレット端末等ICT機器案件の獲得や官公庁を中心に大型案件獲得が順調に推移した結果としている。

ファイナンス事業の売上高は、金利収益及び配当収益の減少等により同5.0%減の37.80億円、営業利益は貸倒引当金繰入額の増加等により、同14.60億円減の4.72億円となった。契約実行高、成約高共に前年同期を下回る結果となった。企業融資は前年同期比で増加したものの、主にファクタリングの取り扱いが減少した。

インベストメント事業の売上高は、大型の販売用不動産の売却や、営業貸付金の金利収入及び賃貸不動産の賃貸収入の増加等により、同64.8%増の68.52億円、営業利益は、人件費の増加等により、同1.38億円減の10.05億円となった。リサ・パートナーズにおける不動産売却収入および海外投資案件における金利収入や配当収入の増加などから、売上高、売上総利益共に前年同期を上回った。

その他の事業の売上高は、当期に販売用不動産の売却があったことや不動産の賃貸収入の増加等から、同184.0%増の55.54億円、営業利益は同0.92億円増の3.86億円となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.7%増の2,950.00億円、営業利益が同99.2%増の155.00億円、経常利益が同69.5%増の160.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同51.2%増の100.00億円とする期初計画を据え置いている。

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