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【元手95万円→資産2.2億円satoさんの相場見通し】日経平均5万円超えに浮かれてはいけない理由 「いまの日経平均のPBR水準は株価半減のリスクあり」、投資先の銘柄の狙いを絞るべきと説く

株式相場は何が起こるかわからない

株式相場は何が起こるかわからない

 株式市場は「高市トレード」に沸き、日経平均は5万円の大台を突破。一時的な調整はありながらもその騰勢はどこまで続くのか、市場の関心は高い。そうしたなかで個人投資家はどのような戦略を採るのがいいのか。株式投資で億超えの資産を築いた“億り人”に話を聞いた。

 元手95万円、デイトレで始めた株式投資を、1年後には成長期待のグロース投資に転換して2年で1500万円にした元レスキュー隊員のsatoさん(42)。その後、本来その企業が持つ実力や資産などの本質的な価値に着目したバリュー投資で2023年に億り人となり、翌年にはFIRE(経済的自立と早期リタイア)を実現した。現在の資産は2.2億円だという。そんなsatoさんは冷静に市場の動きを見つめ、浮足立つところがない。

「市場が上がっていると、人は欲の生き物なので浮き足立ち、煽られて買い、買うからさらに上がり、それにまた煽られるというパターンが繰り返されます。そのうち企業の本来の実力以上の株価がついてしまう。いわゆるモメンタム相場です。

 そうなると何かがきっかけで期待がはじけた時、大きく下落します。それに巻き込まれないように、自分のストライクゾーンをしっかりと定め、そこに入ってきた球だけを確実に捉えていく。自分の定めたストライクゾーン以外の球を狙いにいこうとすると、失敗する可能性が高いと思います。ある意味受け身の投資とも言えますが、煽られても動かない“腰の据わった投資”だと思っています」(以下「」内はsatoさんのコメント)

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