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転売目的か?「マンジャロ」目当ての外国人で混雑する病院の本末転倒 「辛いのにムダに診察を待たされる」“普通の患者”の嘆き 厚労省の見解は「一律に規制することはできない」

マンジャロの用途外の使用には警鐘が鳴らされている

マンジャロの用途外の使用には警鐘が鳴らされている

 Aさんは、思わず「いわゆる“普通”の診療も大丈夫なのだろうか」と不安になったという。

「膀胱炎であることをスタッフに伝えたら、診察してくれるとのことだったのですが、こっちは血尿が出ていて、トイレに立てこもりたいほど辛い。正直、内心彼らのマンジャロよりも私のほうが緊急性が高いんですけど……と思ってしまいました」

 マンジャロは、医師が必要と判断すれば保険が適用されるが、保険証がなくても身分証明書さえあれば自由診療扱いで購入が可能なため、日本のクリニックで外国人が購入するハードルは低い。

 実際、別の医療機関で受付をする女性(20代)は、「電話や飛び込みの外国人から、マンジャロがあるかどうかを聞かれることは多い」と明かす。

 この女性は、「中国でもマンジャロは売っているようですが、“日本製”ということに信頼が大きいようだ」と言い、実際、中国内で使用されているチャットアプリやフリマサイトなどでは、“日本製”であることを謳った取引が行われている形跡もある。

次のページ:厚生労働省は「注意喚起をしていきたい」

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