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【不動産投資で資産9億円】八木エミリーさんが指南する「個人融資の上限は年収の10倍」の壁を乗り越える方法 最初の1棟購入後に新規借り入れが制限されるジレンマとの戦い

不動産投資の規模をどうやって拡大していくか(イメージ)

不動産投資の規模をどうやって拡大していくか(イメージ)

 不動産投資を成功させる鍵となるのは、いかに多くの融資を得られるか。それによって多くの物件を保有することができ、自ずと家賃収入の規模も拡大していくからだ。では、どうすれば融資額を増やすことができるのか。元証券会社の営業ウーマンで、現在は6棟の集合住宅・ビルを所有し、キャッシュも含めた総資産は9億円に達する、八木エミリーさんに、そのノウハウを聞いた。

 八木さんが不動産投資を始めたのは、入社3年目の26歳の時だった。「30歳までに資産10億円、40歳までに資産100億円」という無謀とも言える目標を掲げてのスタートだったが、社会人になって日の浅い女性が飛び込んだ不動産業界は保守的な体質が残り、誰にも相手にされなかったという。それでも知恵をしぼり、粘り強く経験値を上げ、地元の愛知県で中古アパート1棟を4800万円で購入することができた。

 この時初めて金融機関から融資を引き出した八木エミリーさんは、以後、金融機関が設定している「与信の基準」について考えるようになった。金融機関から融資を受けてアパート1棟を購入したことで大きな実績となり、次の物件を購入する時に有利に働くと思ったが、現実はそれほど簡単ではなかったという。

「投資案件を成立させたという実績は、金融機関からの評価に関して有利な点と不利な点の両方があります。保有するアパート1棟から家賃収入があるのですから、その分収入は増えて金融機関への返済能力は上がることになります。加えて、ローン審査を1件通ったという実績は、ストレートに信用度を高めることになります。

 一方、その人の年収が700万円とすると、一般的に金融機関の融資額は最大で10倍程度の7000万円くらいです。すでに4000万円借り入れているとしたら、新規で借りることができるのは3000万円程度となります」(以下「」内は八木さんのコメント)

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