クマの目撃情報や人身事故情報をマップ化した「クマダス」も登場(秋田県ホームページより)
クマの出没場所が一目瞭然(秋田県ホームページより)
手動ドアに工夫を凝らすも残る懸念
秋田県の実家に最近帰ったという30代男性・Dさんは、「ドラッグストアに行ったら、自動ドアが手動になっていた」と明かしたうえで、「取っ手がないのは不便ですが、つけたらつけたでクマが開けてしまうおそれもあるのかな、と思いました」と漏らす。実際、真空の力で物を吸着する工具をドアに装着し、簡易的な取っ手とする施設も出てきているが、「助かる」「優秀な対策」などの声があがる一方で、Dさんのような懸念を示す人もいるのが現実だ。
生活の様々なところに予想外の影響も及ぼしているクマ騒動。安全を確保しながら、日常生活をどう維持するか、まだまだ試行錯誤が続きそうだ。

