坂本慎太郎氏が厳選した5銘柄とは(背景写真・イメージマート)
日経平均株価は10月末に5万円を超えたものの、11月は1000円超の上げ下げが連日のように続いた。そうした乱高下に不安を感じる投資家も少なくないが、「だからこそ割安な銘柄に注目したい」というのは、資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏(こころトレード研究所所長)だ。
「日経平均の5万円超えも5万円割れも、主導してきたのはアドバンテストやソフトバンクグループ、東京エレクトロンなど一握りのAI関連銘柄です。一握りの銘柄の急騰と急落が日経平均を動かしているようなもの。そうしたなか、これまでの上昇局面で“蚊帳の外”に置かれた割安な銘柄に注目しておけば、今後上昇する可能性はまだまだあると言えるでしょう。
なにより割安な銘柄は、そもそも株価が安いので下値は限定的で、下がりにくい。少ない元手から投資できて、少額で分散投資もできますからリスク軽減にもつながる。もちろん、業績の低迷などで株価が低迷している銘柄もありますから、株価が安いからといって“何を買ってもいい”わけではない。そこで安心感を高めるためには『高配当銘柄』に注目したほうがいい。それも配当利回りがただ高いだけではなく、増配も見込めるような銘柄であれば投資家の関心も高く、株価上昇も期待できると見ています」(以下、「」内コメントは坂本氏)
日本株は原則、100株単位で取引される。かつてない高値圏であっても、1株500円以下の「5万円株」や1株1000円以下の「10万円株」は少なくない。そこで、坂本氏に5万円、10万円で買える銘柄のなかから、安心感の高い「高配当」を軸に注目銘柄を厳選してもらった。
