一方パチスロでは、そもそも新機種自体が少なかったようだ。
パチンコ・パチスロでは、メーカーが新機種を開発した後、国家公安委員会から指定を受けた試験期間で型式試験を受けて適合しないと販売することができない。2025年はパチスロにおける適合率が低かったというのだ。
「スマスロの時代、パチスロは射幸性がかなり高くなっており、“かつての4号機時代に近づいている”との見方もあります。ただ、射幸性が高くなりすぎることへの懸念もあり、型式試験が厳しくなっているのではないかとも囁かれている。実際に適合する機種は以前に比べてかなり減っていて、新機種として販売される数も少ない。その影響もあり、パチスロの販売台数が減ったと言えるでしょう」
また、パチスロでは旧機種が定番として根強い人気を誇っていたことも、販売台数の減少に影響しているようだ。
「2025年に販売された新機種の中で定番となるほどに人気を獲得しているのは、2月発売の『L東京喰種』と9月発売のノーマルタイプ『ネオアイムジャグラーEX』くらい。その他の新機種は、ユーザーから高い支持を得ているとは言い難い状況です。
その一方で、2023年4月導入の『スマスロ北斗の拳』、2023年7月導入の『パチスロからくりサーカス』、2023年12月導入の『スマスロモンキーターンV』といった機種が、いまなおホールで稼働しており、根強い人気を誇っている。これらの定番機種がある程度の稼働を確保できているので、ホールとしては支持されるかどうかわからない新機種を導入することがリスクにもなっている。定番機種が強いという現状が、パチスロの販売台数の減少に繋がっていると見ることもできます」