東大が2027年9月に新学部「カレッジ・オブ・デザイン」を創設する
東京大学が2027年9月に新学部「カレッジ・オブ・デザイン」を創設することが話題となっている。文理融合型の5年間一貫のカリキュラムで、全授業英語でおこなわれるのが特徴だ。この新学部の入試は推薦入試(総合型選抜)であることが特徴だが、2016年に開始した学校推薦型選抜入試と比較すると、どのような傾向が見えてくるだろうか。『大学受験 活動実績はゼロでいい 推薦入試の合格法』が話題のノンフィクションライター・杉浦由美子氏がレポートする。【全3回の第3回。第1回から読む】
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東京大学が2027年9月に創設する新学部「カレッジ・オブ・デザイン」が話題になっている。文理融合型の5年間一貫のカリキュラムで、東大が70年ぶりに作る新学部だ。授業はオールイングリッシュで行う。注目されるのはその入試形態で、総合型選抜のみで行う。
1つ目の方式であるRoute A(仮称)は国内の高校生向けのもので、まず共通テストで5教科8科目もしくは6教科7科目を課す。もう一方のRoute B(仮称)は東大が指定する統一試験を受験する。たとえば、国際バカロレア(IB)、国際Aレベル、SAT、ACTなどだ。国際的な共通学力テストである。両方とも、高校の調査書または成績証明書、評価書と英語のエッセイ、英語資格試験のスコア、英語による面接などが課される。アメリカの最難関大学の入試に近いようにみえる。
アメリカの最難関校入試は、一般的に高校の成績と共通学力テストのスコアSATで合否が決まる。
このアメリカの最難関大学の入試を調べていて私は東大の推薦入試に似ているなと思った。東大の推薦入試は学校推薦型選抜で「成績優秀なこと」を求め、出願する学生は「オール5」かそれに近い評定平均値である。それに組み合わせて共通テストのスコアを見るからだ。
