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住まい・不動産

空き家となった実家を“放置”するのはデメリットだらけ 「特定空き家」に指定されれば税金が最大6倍 不法侵入や放火など防犯上のリスクも

空き家を放置するとどのようなデメリットがあるのか(イメージ)

空き家を放置するとどのようなデメリットがあるのか(イメージ)

 親の暮らす「実家」には、難題がつきもの。老朽化や空き家問題もあり、処分するか相続するか悩む人は多い。選択次第で思い出深い実家は価値ある財産にも、大きな負担にもなる。実家を“負動産”にしないために必要なことは何か、専門家に見解を聞いた。

空き家の放置は金銭面も防犯上もデメリットだらけ

 実家じまいには様々な選択肢があるが、より大きな問題は、買い手がつかず物件を放置せざるを得ないケースだ。相続に関する情報を自身のYouTubeチャンネルで発信する、税理士の勝部貴史氏(勝部税理士事務所代表)が言う。

「空き家でも居住できる状態なら、固定資産税の軽減措置は継続されます。固定資産税を払い続けても、『思い出の実家を残す』考え方もあるでしょう」

 しかし、そのためには日常的な空き家の管理が欠かせない。

「建物の価値は経年劣化によりどんどん下がるうえ、将来的に『特定空き家』に指定されるリスクもあります。その場合は固定資産税の『住宅用地の特例』から除外されるため、税額が最大6倍になることがあります。また、不動産として売りにくくなることもデメリットです」(同前)

 空き家を放置するリスクは金銭面のデメリットだけではない。

「空き家として放置してしまうと、不法侵入や放火など防犯上のリスクがあることに加え、老朽化による損壊・倒壊のリスク、さらには庭の樹木が境界を越えて近隣の日照権を侵害したり、野生動物の棲家になるなど、近隣とのトラブルになるケースも想定されます。実家の放置はデメリットしかありません」(同前)

次のページ:実家を“負動産”にしないために必要なこと

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