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川辺謙一 鉄道の科学

じつは鉄道にもあるハイブリッド車 「ディーゼルハイブリッド車両」「架線蓄電池ハイブリッド車両」「燃料電池ハイブリッド車両」それぞれの特徴を解説

架線蓄電池ハイブリッド車両

JR東日本の架線蓄電池ハイブリッド車両(EV-E301系)。烏山線の営業列車に投入されている。筆者撮影

JR東日本の架線蓄電池ハイブリッド車両(EV-E301系)。烏山線の営業列車に投入されている。筆者撮影

「架線蓄電池ハイブリッド車両」は、架線と蓄電池の両方を電源とする車両です。蓄電池の容量の関係上、距離が短い非電化路線で使われています。

 電化区間では、パンタグラフを上げて架線から電力を取り入れ、モーターで走行すると同時に、蓄電池の充電を行います。非電化区間では、パンタグラフを下げ、蓄電池の電力のみを使ってモーターで駆動し、走行します。また、一部の駅では充電用の架線が設置されており、そこで急速充電を行います。

急速充電するための剛体架線。JR烏山線烏山駅にて筆者撮影

急速充電するための剛体架線。JR烏山線烏山駅にて筆者撮影

燃料電池ハイブリッド車両

「燃料電池ハイブリッド車両」は、燃料電池と蓄電池の両方を電源とする車両です。鉄道では、水素を燃料とする燃料電池が発電装置として使われており、発電時に、地球温暖化の原因とされるCO2などの温室効果ガスや、人体に悪影響を及ぼすPMなどの有害物質を排出しないのが大きな特長です。

 現在日本では、「燃料電池ハイブリッド車両」の開発が進められています。いっぽうドイツでは、すでに営業列車に投入された「燃料電池ハイブリッド車両」が存在します。

JR東日本の燃料電池ハイブリッド車両(FV-E991系・HYBARI)。ジャパンモビリティーショー2023会場にて筆者撮影

JR東日本の燃料電池ハイブリッド車両(FV-E991系・HYBARI)。ジャパンモビリティーショー2023会場にて筆者撮影

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