金利のある世界で注目度を増す「新窓販国債」の魅力とは?(財務省ホームページより)
金利上昇基調にあるなかで、国債の注目度が高まっている。国債では「個人向け国債」が人気だったが、最近は「新窓販国債(窓販)」も注目されている。その違いはどのようなものか。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第179回は、「国債の選び方」について。
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金利のある世界が定着しつつある中で、ますます注目度が高まっている国債。この連載でも何度か紹介していますが、2026年2月には、長期金利が2.2%を超え、金融資産としての魅力が一段と増しています。
そんな国債の世界で少し変化が起こっています。これまでは「個人向け国債」が不動の人気でしたが、最近注目されているのは、「新窓販国債(窓販)」。このふたつの違いと選び方のポイントをお話しします。
「窓販」は無視できない存在に
金利上昇局面では、「個人向け国債の『変動10年』一択!」と言われます。金利が上がれば受取利息も増えるという強みがあるからです。ところが、今の金利状況では、その勢力図が塗り替えられました。
・個人向け国債(変動10年):1.48%
・新窓販国債(固定10年):2.2%超
この約0.7%の差は大きいです100万円預ければ、年間で7000円、10年なら7万円もの差(税引前)になります。「今の高い金利をガッチリ固定して、確実に増やしたい」という人にとって、窓販は無視できない存在になったのです。
