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ビジネス

「今年に入って持ち株の大半を売却しました」資産900億円“伝説の投資家”清原達郎氏が明かす“日本株との決別”を決断した理由

高騰する今の相場にはついていけない

 今なお株式投資で勝ち続ける清原氏は、高市バブルで空前の株高を記録する現在の日本市場をどう見るのか。

「高騰する今の相場にはついていけません」

 そう語る清原氏は、今年に入って持ち株の大半を売却したと明かす。

「2023年秋にファンドを閉じて引退した際に売れ残った小型株を個人で引き取り、その後の2回の暴落時にメガバンクを中心に大型株を大量に購入しましたが、今年1~2月に大型株は全部売って、小型株の大半も処分しました。私のような終活中の年寄りにとっては株価が高すぎます。今のような高値で売却できると思ってもいませんでしたから、“ごっつぁんです”の一言です」

 ここまで急激に相場が上がると当然暴落のリスクが高まる。しかしいつ相場がピークを迎えて暴落するかは誰にもわからないのだという。

「私は45年間この業界にいますが相場のピークを当てたことは一回もありません。暴落もしかりです。超高齢化、人口減、移民問題、トランプ関税、台湾有事の可能性等、リスクを挙げればキリがなく、それらの大部分は相場に織り込み済みですが、今は相場のレベルが高すぎる。逆の言い方をすれば、どんな些細な出来事でも暴落を引き起こす可能性があります」

 現在の相場を警戒する清原氏は、高すぎる日本株との決別を宣言する。

「少なくとも今のレベルで大型株や日経225の先物などを買ってもさほど儲かるとは思えません。それに対してリスクはかなり大きくなってきたと感じます。もう私が日本株を買うことはよほどの暴落がない限り二度とないでしょう」

 * * *
 関連記事《【独占レポート】資産900億円“伝説の投資家”清原達郎氏が振り返る半生と今後の市場の見通し 「こんな高値にある日本株に投資する意味はない。年配者は全部売るべきだ」》では“伝説の投資家”清原氏が激動の半生を振り返りつつ、「今年に入って持ち株の大半を売却した」真意と、高市バブルに浮く日本市場の危うさについて、詳しく語っている。

※週刊ポスト2026年3月20・27日号

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