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【お座敷宴席「一流の接待」の極意】当日の「靴下」のデザインに気を遣うべき理由とは  黒よりも派手な柄物のほうが話題は盛り上がり、手土産にすれば相手が喜ぶことも

 なかにはこんな人がいるだろう。

「僕は生ものダメです。鮎とかきゅうりとか食べられません。お酒は飲めませんし、糖質制限ダイエットをしているので〆のご飯もやめておきます」

 偏食の多すぎる人はそもそも会食には向かない。何でもおいしいおいしいと言って食べる人が出向くべきだ。また、ワインの銘柄や日本酒について、知っていることは悪くないけれど、自慢のように語ってはいけない。

「ロマネコンティの畑は何度も行ったことがあります」

「やっぱり日本酒は黒龍あるいは常山ですね。酒は福井県ですよ」

 聞かれてから答えるのはいいけれど、自分から酒についての蘊蓄は語るべきではない。

※『一流の接待』(小学館新書)より一部抜粋・再構成

【プロフィール】
野地秩嘉(のじ・つねよし)/1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社、美術ギャラリー勤務を経てノンフィクション作家に。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞受賞。日本文藝家協会会員。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『サービスの天才たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔』『伊藤忠 商人の心得』『東映の仁義なき戦い 吹けよ風、呼べよ嵐』『セカストの奇跡 逆襲のゲオ』など著書多数。

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