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キャリア
君は体験に投資しているか

「特定のスキルを持てば強い」時代は終了、スキルがコモディティ化する中で何をどう学ぶか? 「自分というOS」のアップデートの肝となる学びの方向性を解説

スキルはコモディティ化する

 世界がグローバル化するということは、自分が異国を訪れるだけでなく、他国の人が自分の国に来ることも意味する。

 実感できるかどうかは別として他の国と一切関わりを持たないということは現代では不可能だ。他国の人々がどういった世界で生きているかを理解することは、自分の国の良し悪しがどういった点にあるのかを理解する手助けにもなる。

 スキルはAIやスキル市場のグローバル化でコモディティ化した。

 競争相手が多いからいくらでも換えが効くし、希少性がない分、価値も低い。スキルのポートフォリオを積み上げても、一瞬で淘汰されかねないのだ。だからこそ、どういった体験を積み上げてきたかという点が競争優勢性という点でも問われる。またそれ以上に、人生をより豊かにし選択肢を増やすという点でも、体験ポートフォリオを充実させることは役立つ。

 ただし、体験ポートフォリオにどういった体験を足していくかを、他人軸で考えたり決めたりしていては元も子もない。闇雲に経済や社会のトレンドを追いかけるのではなく、自分にどういった価値観があるかをベースに決めることが大切だ。

 その体験ポートフォリオが充実すればするほど、そこから得る学びも大きくなる。

※長谷川雅彬著『君は体験に投資してるか』(株式会社クロスメディア・パブリッシング)から一部を抜粋・再構成。

第2回に続く

【プロフィール】
長谷川雅彬(はせがわ・まさあき)/アーティスト、実業家。スペイン在住。立教大学生時代、猛勉強するも海外大学院への進学に失敗。卒業後、大和証券金融証券研究所に投資ストラテジストとして勤務しながら、3カ月でTOEFL iBTで100点超えを達成し、のちにスペインの大学院への進学を実現。30歳までに英語・スペイン語・日本語の3カ国語での執筆と出版を果たす。独学でアートを始め、マドリッドに1927平方メートルの作品を作成したほか、スペインのMaria LafuenteとコラボしMadrid Fashion Weekで3シーズンにわたり作品を発表。自身が立ち上げた創造性開発コースは世界149カ国に1万人以上の受講生を持つ。柔術の世界的な団体であるADCC Spainでスペイン国内チャンピオンとなる。現在は4カ国語でビジネスを行っている。

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