高利回りをうたう物件には注意点も(写真:イメージマート)
不動産価格が高騰を続けるなか、不動産投資で資産を増やしたいと考える個人も少なくないだろう。しかし、これまでに不動産投資で総資産37億円を築いた「不動産アニキ」こと小林大祐氏は、不動産投資で利益を上げている人はほんの一握りで、「不動産投資は情弱(情報弱者)の墓場になっている」と説く。小林氏がそう考える理由を聞いた。
「利回り15%」となっている意味
投資で得られる利益は大きくキャピタルゲインとインカムゲインの2種類に分けられる。キャピタルゲインは資産を安く買って高く売却することで得られる差益を意味し、インカムゲインは家賃収入など、資産を保有している間に継続的に入ってくる利益を指す。
小林氏はそもそも論として、資金力や情報、ネットワークに優れている大手企業が日々機動的に動いている不動産の世界で、個人がキャピタルゲイン狙いで不動産投資を行うのは得策ではないと考えているという。それならば、インカムゲイン狙いはどうか。
「キャッシュフローを得ることを目的としたインカムゲイン狙いの不動産投資も私はおすすめしない。家賃収入という高い利回りを期待して不動産を購入し、失敗した人をたくさん見てきたからだ。
【プロフィール】
小林大祐/1976年生まれ。不動産投資家・実業家。富士ゼロックス(現・富士フイルムビジネスイノベーション)勤務後、27歳の時に兼業で起業。金・コネ・知識のない状態から事業と投資を積み上げ、総資産37億円を築いた。YouTubeチャンネル「不動産アニキの非常識な投資学」は登録者数10万人超。新著に『2035年増える富・消える富の見分け方 インフレ地獄を生き抜く資産戦略』(KADOKAWA)。
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