SNSで煽られ高値掴みするリスク
今(2025年5月末)話題になっているメタプラネットやビットコイン関連株などがありますよね。こうした銘柄は、個人投資家の間で注目されやすく、短期的に話題になる傾向があるのです。
この「イナゴ注意報機能」では、そういった銘柄の過熱度や高回転率(出来高に対する売買回転率)などを計測し、理論株価(*)との比較で割高度を数値化しています。
(*編集部注:はっしゃん氏が提唱する理論上の株価。妥当株価や適正株価、本来あるべき株価を指す)
なぜこの機能を入れたかというと、SNSなどで煽られて高値掴みしてしまった投資家が非常に多いからです。そうしたトラブルを防ぐため、「イナゴ検出機能をつけてくれ」という要望をいただいたのです。
急騰したら売るべき銘柄を事前に察知できる
過熱度のほかにも、難易度評価やPBRの水準、理論株価との乖離度合いなどから総合的に評価しています。この評価システムは、過去10年分の理論株価チャートデータをもとに構築しており、「これは怪しい」「これは成長株」といった判定も可能です。
この評価は、単に株価と理論株価の関係だけでなく、モメンタム指標や配当利回り、増配回数なども加味しています。ですから、総合的に「この銘柄は良い・悪い」という判断材料になります。
とにかく、この機能があることで「急騰したら売るべき銘柄を事前に察知できる」ようになります。乗っ取り的な急騰をしても、放置していると高値掴みしてはめ込まれる方が多数出てしまいますからね。
自分が買った銘柄をポストして、それを見た他の人に買わせておいて、上がったところで自分が売り抜ける――という行為が、Xなどではよく見かけられます。初心者の方がそういう情報に乗っかって、割高な銘柄を掴まされてしまう。そういう例を少しでも減らせたらという思いが、この機能開発のきっかけのひとつでもあるのです。
※『はっしゃん式 理論株価×生成AI投資入門』(パンローリング)より一部抜粋・再構成
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【プロフィール】
はっしゃん/投資家VTuber、ITエンジニア投資家。サラリーマン時代に従業員持株会から投資を始め、投資歴は30年。30代で資産1億円を達成して2019年にサラリーマンを卒業し、独立起業。著書に『株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方』(KADOKAWA)、『はっしゃん式 理論株価×生成AI投資入門』(パンローリング)など。現在はVTuberとして【株Biz】勉強会など主宰。
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株Biz勉強会Web:https://kabubiz.com/