習い事で不動の人気を誇る「水泳」
子供の教育にあたって、「習い事」をどうするかは悩ましい問題だ。学研教育総合研究所が2025年11月に調査した『小学生白書』のうち、小学生の日常生活・学習に関する調査によると、約8割の小学生が習い事をしており、1位は「水泳」で24.5%。「英会話教室」が17.5%、「受験のための塾・学校の補習のための塾」が15.9%と続いた。水泳は、2013年調査から人気の習い事として不動の地位をキープしているが、なぜここまで習わせる親が多いのか。保護者たちの声を聞いた。
物価高だからこそコスパ重視の習い事
水泳を習わせる理由を聞いてみると、「丈夫な体をつくれそう」、「何かあったときのために、泳げたほうがいい」など、身体づくりやサバイバルスキルの一環だという声が多い。一方で、今年から小学生になった息子に水泳を習わせようと考えているAさん(30代女性/都内在住)は、「コスパがいい」という。
「うちの近くのスイミング教室の月謝は、週一で通って1万円ぐらい。子供は野球もやりたいと言っていますが、グローブやバッド、ユニフォームなんかを考えると、揃えるだけでかなりお金がかかりますし、成長に合わせて買い替える必要もある。それがスイミングだと、水着と水泳帽、ゴーグル程度で安上がり。しかも一生大切な、“泳ぐ”というスキルが身につきます。子供にいろいろな体験をさせてあげたいのはやまやまですが、そのうち塾に通わせたいという思いもあり、財布には限界がある。物価高で少しでも節約したいなかで、何か体を動かす系だと水泳がいちばんコスパがいいんですよね」(Aさん)
