億り人でもここまでの高騰は予想できなかったという(時事通信フォト)
いま株式市場の大きな注目を集めている「キオクシアホールディングス」。2024年12月18日に1株1455円の公開価格でIPO(新規上場)したキオクシアHDの株価は、今年6月中旬には上場来高値を連日更新、株価9万円を突破。わずか1年半で60倍超もの爆騰を見せつけている。
仮に新NISAの成長投資枠の上限(年240万円)で購入していたら、この1銘柄で軽く億り人になれていたのだ。
東芝による分社化・売却・再出資などを経て、東芝メモリから社名変更した同社は、市況低迷や海外勢との競争に晒されて上場前には2期連続の巨額赤字を計上するなど、上場当初はあまり期待されていなかった。ところが、AI発展に欠かせない半導体メモリの需要が急増し、業績が一気に拡大。昨年11月に株価10倍超の「テンバガー」を達成すると、1か月で1万円ずつ上げるようなハイペースで株価は右肩上がりとなっている。
「ここまで上がるとは想定外だった」
株価が数倍に上がる「バガー株」狙いの投資で億り人になったテンバガー投資家X氏も「ここまで上がるとは想定外だった」と語る。
「最大で2万5000株買っていたので、そのまま持ち続ければ20億円になっていた計算ですが、実際には上場後1~2か月で1100万円ほどの利益を確定させて早期撤退しました。まさか同社のような大型株がテンバガーを達成するなんて夢にも思いませんでした」
