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ドパガキ化する若者たちの“わかっているのにやめられない”苦悩 講義中もバイト中も無意識のうちにスマホを触り…「時間が溶けていく」「集中力が落ちた」の実感

スマホが手放せないという学生も(写真:イメージマート)

スマホが手放せないという学生も(写真:イメージマート)

 最近、SNS上で若い世代を中心に「ドパガキ」という言葉が流行している。「ドーパミン中毒のガキ」を略したネットスラングで、ショート動画や刺激の強い音楽、テンポの速いコンテンツに慣れ、退屈な時間に耐えられなくなった状態を揶揄したり、自虐的に表す言葉として使われている。

 もちろん医学的な病名ではないが、スマホを開けば手軽に快楽が得られるこの時代、若者のあいだからは「スマホを触っているうちに、気づいたら時間が溶けている」「新しい刺激を求めて、集中力が続かなくなった」という声が出ており、そこから抜け出したくても抜け出せない状況に苦悶するケースもある。「自分がドパガキの自覚がある」という若者たちのリアルな声を集めた。

1日10時間超えのスクリーンタイム

 都内の私立大学に通う大学1年生の女性・Aさん(19歳)は、自分のことを「完全にドパガキだと思う」と話す。

「大学に入ってから、スマホを見る時間が明らかに増えました。高校のときより自由な時間が多いぶん、空きコマや移動中にTikTokやインスタのリールを見始めると止まらないんです。授業中も、先生の話が少し長いと無意識にスマホを開いてしまう。

 トイレにもお風呂にもスマホを持っていきます。スクリーンタイムを見たら、1日10時間を超えていたこともあって、さすがに引きました。でも、見ないようにしようと思っても、通知が来ると反射的に開いてしまうんです」(Aさん)

 Aさんが感じているのは、「時間が溶けていく感覚」だ。講義の課題をやろうと思っていたのに、気づけば深夜になっていて、昨年は課題の未提出状況が続いたという。

「先生にも『1年生のうちに必修科目の単位は取れるだけしっかり取るように』と言われていたのですが……。結局、帰宅するとTikTokをだらだら見て、お風呂でも動画を見て、楽なほうに流されてしまうんです。自分ではどうしようもできず、正直あとから落ち込むことばかりですね」(同前)

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