*07:24JST 9日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、原油安や金利の低下を好感
■NY株式:米国株式市場は上昇、原油安や金利の低下を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は139.02ドル高の52487.41ドル、ナスダックは336.24ポイント高の26206.89で取引を終了した。
対イラン和平協議の再開期待に、寄り付き後、上昇。原油価格の下落が好感され、相場は終日堅調に推移した。ナスダックは金利安に加え、ハイテク回復が支援し終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
フラッシュメモリ製造・販売するマイクロン・テクノロジー(MU)はメモリー需要が強く国内の設備投資拡大計画を発表し、上昇。同業のサンディスク(SNDK)も韓国の同業SKハイニックスのナスダック市場上場を控え、上昇。ソーシャルメディア、フェイスブック(FB)運営のメタ・プラットフォームズ(META)は自社製チップ製造計画が好感され、上昇。恩恵を受けると、半導体ウエハー製造装置と部品の開発・製造のアプライド・マテリアルズ(AMAT)やラムリサーチ(LRCX)も上昇した。
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)はコーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)が同社のソフトウエアへの依存度を減らすために、独自の人工知能(AI)ツールを開発中と報じられ、下落。スターバックス(SBUX)は上昇した。飲料会社のペプシコ(PEP)は消費者のスナック菓子などへの支出減少を警告し、下落。
NY連銀のウィリアムズ総裁は、現在インフレリスクが高いとの考えを示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米6月中古住宅販売件数が予想外に減少
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円45銭から162円26銭までじり安推移し、162円40銭で引けた。
米6月中古住宅販売件数が予想外に減少したほか、トランプ大統領の発言を受け完全な米イラン戦争再開の懸念後退で原油価格が下落、30年債入札の良好な結果を受けた長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1422ドルから1.1446ドルまで上昇し、1.1430ドルで引けた。
ユーロ・円は185円56銭から185円82銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3383ドルへ下落後、1.3419ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8078フランまで上昇後、0.8059フランまで下落した。
■NY原油:反落、インフレ・需要減速懸念が供給リスクを上回る
7月9日のNY原油先物8月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-1.77ドル(-2.41%)の71.75ドルで通常取引を終了した。取引レンジ(通常取引ベース)は71.43-74.67ドル。前日は米国によるイラン攻撃を受けて原油相場が4.4%急伸し6月22日以来の高値を付けていたが、この日はインフレ懸念や景気減速が需要に与える影響が意識され、米・イラン対立の激化がホルムズ海峡の完全再開を遅らせるとの供給リスクよりも、そうした懸念が上回る形で2%超下落した。通過船舶データでは同海峡の通過量が減少しているものの、実際の供給への影響度合いは依然不透明とされている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 59.25ドル +0.95ドル(+1.62%)
モルガン・スタンレー(MS) 222.13ドル +4.06ドル(+1.86%)
ゴールドマン・サックス(GS)1055.97ドル +26.33ドル(+2.55%)
インテル(INTC) 112.54ドル +2.30ドル(+2.08%)
アップル(AAPL) 316.22ドル +2.83ドル(+0.90%)
アルファベット(GOOG) 356.24ドル -2.47ドル(-0.68%)
メタ(META) 631.48ドル +28.36ドル(+4.70%)
キャタピラー(CAT) 938.39ドル -9.69ドル(-1.02%)
アルコア(AA) 48.72ドル +0.21ドル(+0.43%)
ウォルマート(WMT) 112.21ドル -0.89ドル(-0.78%)
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