本当に必要だったのは「タイパ」
当時の私は、結果が出ない理由を「時間が足りないからだ」と考えていました。
もっと相場を見られれば、もっとチャンスを取れるはずだ。そう思い込んでいたのです。ですが冷静に振り返ると、問題は別のところにありました。疲れた状態でチャートを見続けても、判断の質は上がりません。むしろ、集中力が落ち、あとで見ると「なぜこんなところで?」と思うような余計なトレードが増えていました。
時間を使っているわりに、納得のいくトレードができていなかったのです。
そこで初めて、「努力量を増やす方向では解決しない」ということに気づきました。副業である以上、時間も体力も限られています。その現実を無視したまま、専業と同じように頑張ろうとすること自体が無理だったのです。
本当に必要だったのは「タイパ」、つまり時間対効果の視点でした。どれだけ時間を使ったかではなく、限られた時間で、どれだけ意味のある行動ができているか。この考え方に切り替えることで、トレードとの向き合い方が変わり始めました。
チャートを見ていない時間に罪悪感を持たなくなった
相場を見る時間を減らす代わりに、見るポイントを絞る。すべての値動きを追うのではなく、条件が揃った場面だけに集中する。
そう決めることで、チャートを見ていない時間に罪悪感を持たなくなり、焦りの感情も激減したのです。
タイパ重視で考えるとは、楽をすることではありません。むしろ、「やらないことを決める」という覚悟に近いものです。その覚悟があって初めて、副業FXは生活と共存できるものになります。
次に考えるべきなのは、では具体的に、どんな条件が揃えば副業としてFXが成立するのか、という点です。